第272回「令和のチョコ談義」
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更新日:52 分前
こんにちは。柴田エイジングケア・美容クリニックの柴田です。今年は比較的暖かい日が続いたかと思うと急にすごく寒くなったり差が激しい気候ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私はと言えば…バレンタインまでは寒い日は思いっきり部屋にこもり、バレンタイン商品の味見をしていました(^_^;)。最近世間では義理チョコはすたれてきたらしいですが、私は毎年お世話になった人には一応チョコを贈る事にしています。(昭和世代にはバレンタインのチョコは人付き合いの潤滑油になると思うので…(^_^;)。)去年は健康の事を考えてナッツにしたんですが、お返しがぐっと減ってしまったので今年はチョコ関連商品に逆戻り。(やっぱり大阪のおばちゃんから抜けきれませんねぇ。)移転後、近くにⅭならぬGという美味しいケーキ屋さんを見つけたので、まずはそこのチョコとチョコレートケーキは試さねばと思い、最初は王冠型のチョコレートケーキとココナツの入ったチョコレートケーキにトライ。うん。美味しい。ここのは大体何を買っても外れがありません。王冠型の方が形も箱も可愛いけど、味はココナツ入りの方が上だなぁ。次はそこのボンボンショコラと生チョコを。うん。これも美味しい。ケーキよりも小さいのに高いところが難点だが。(またまた大阪のおばちゃん発揮。)大体バレンタイン用のチョコって、小さい割に高くないですか?? まぁGのはCより良心的な価格ではあるが。

以前のクリニックの近くにあってよく通っていたケーキ屋Cは最初は絶賛していましたが、定番のケーキは美味しいのだが新作が出る度に外れ、バレンタイン用のチョコも美味しかったんですがどんどん値上がりし、あまりにもコスパが悪くなったので行かなくなってしまいました。おまけにイケメンシェフは王子のようにプライドが高く、もっと良くなるようにと親切心からなのにちょっとでも意見を言うとことごとく反発してくるし。(なんぼイケメンでも人の話聞かれへん子はあかんわ。)
その点Gは古くからあるお店で店員さんも丁寧できちんとしてるし、ケーキもほぼ外れがありません。そうそう、ここは昔は元町にあって、私が開業する前病院に勤務していた時、オーナーのお母様の主治医をした事があったんです。その頃診察の度にオーナーの奥様がお母様に付き添って来られ、美味しいケーキをいっぱい差し入れしてくださったので嬉しかった思い出があります。先日お店で25年ぶりくらいに奥様にお会いしたのでその話をすると、すごく懐かしがってくださいました。

話がそれてしまいましたが、次はネットでバレンタイン商品を取り寄せてみました。まずは有名どころのA。普段のフィナンシェやマドレーヌは普通やなぁと思ってたんですが(タルトは見た目はいいけど味はいまいちなのだ)以前患者様に「えびすフィナンシェ」という季節限定のフィナンシェをいただいて美味しかったので知人に送ったら、それからバンバン宣伝のメールが来るようになり、バレンタイン用のチョコレートのかかったフィナンシェやクッキーが美味しそうだったので…。試してみると、えびすフィナンシェもそうですがチョコレートのかかったフィナンシェは普段のフィナンシェよりよりだいぶ美味しい。これを定番にすればいいのに。そしてチョコがかかったハート形のクッキーもシンプルでまずまず。チョコレート系のフィナンシェやクッキーを可愛い箱に詰め合わせたものも結構受けそうです。ここのお菓子は見かけが派手な割にそれほど高くないので、高見えするのが全国展開している人気の秘訣かも。

しかしコスパを言い出すと、昔のクリニック通信でも書きましたがやっぱりロッテのラミーの右に出るものはなかなかないですねぇ。最近はスーパーで売ってるチョコも進化して、高級チョコのように美味しいのもありますよね。以前プレミアムガーナを食べて美味しかったのでネットスーパーで見てみると、いろんな種類のが出ています。次はこれだ! とプレミアムガーナを何種類かと、定番のラミーとバッカス、そしてバッカスのチョコの中にラミーのラム酒を入れた新製品という「ラッカス」を買ってみました。(この商品って、絶対ダジャレの好きな部長クラスのおっちゃんが名付けたと思うんですよね(^_^😉。ロッテの人に聞いてみたい。)食べ比べてみると、イマイチなのもありましたが高級チョコに劣らないものもありました! プレミアムガーナの中では「濃厚生チョコ芳醇ミルク」というのが、中に生チョコが入っててめちゃ美味しい! これ10倍ぐらいの値段する高級チョコより美味しいんちゃう?? そして定番のラミーも中身が生チョコに進化し、今年はさらにラム酒が芳醇に。私はお酒をやめたせいかちょっとラム酒効きすぎかなと思ったんですが、一緒に試食した「ラミーラヴァ―」の友人Mは「やっぱりこれが一番美味しい! 高級チョコより絶対美味しいで!」と絶賛してました。そしてダイエーのネットスーパーではプレミアムガーナの「濃厚生チョコ芳醇ミルク」は418円なのに対しラミーは288円なので、コスパで言うとラミーの圧勝です。(思いっきり大阪のおばちゃんですいません。でもさすがに義理チョコとは言えどもラミーを贈る訳にもいかんしなぁ…。)

ところで、そもそもバレンタインデーってどうしてできたか皆さん知ってました? 日本では女性から意中の男性へチョコレートをあげて愛の告白をする日、という完全なチョコレート会社のマーケティング戦略にハマってしまったから…という話は有名ですが、逆に「じゃ、そもそもバレンタインデーって何なんだよ??」って言われると、意外に知らなくないですか? 実は私も知らなかったのでネットで調べてみると、どうやらこんな話のようです。

もともとバレンタインデーは、恋愛とはほぼ無関係な宗教行事だったそう…。ローマ帝国時代、皇帝が「兵士は恋愛禁止」と命じていたそうなんですが(AKB48のメンバーが恋愛禁止…だった事を思い出しますね…(^_^;))、「恋愛」はいつの時代も規律と秩序を求める組織の中では最も禁止されやすい事なんでしょうね。 恋は盲目と言いますが、恋愛してしまうと頭が恋愛脳になってしまい、組織の秩序とかどうでもよくなってしまうでしょうし、兵士だったら職場を放り出して駆け落ちしてしまうかもしれませんしね。それだけ恋愛って、人間の原始の欲求だって事なんでしょう。そのように皇帝が絶対に禁止だと言っているにも関わらずやっぱり恋は盲目で、恋愛にハマってしまう兵士が出てくる訳です。しかも本人だけでなく、そのあまりにも純情な気持ちに動かされてしまったのか、司祭であるヴァレンティヌスという人が秘密裏に結婚式をあげさせたそうな…。それが皇帝にバレたもんだから、皇帝が「お前!なめとんか!ワシがあれだけアカン言うてんのによりによって司祭のお前が率先して破るとは何事や!」と言ったかどうかは分かりませんが、結局皇帝の逆鱗に触れて、ヴァレンティヌス司祭は処刑されてしまいます。それが2月14日だったんだそうな。ふ…む。なんか気の毒な話ではありますが、実際に結婚した二人はどうなったんでしょうね? 本来であればこの話の主人公となるべき二人ですが、実際の歴史では一般の人の人生は記録される事もなく、時と共に忘れ去られてしまったようです。

その後、時が過ぎて世の中がちょぴり平和になってからは、バレンタインデーが特別な記念日となって、それこそ無数の名もなき人達が主役の舞台が繰り広げられたんだと思います。
世界的には日本だけが女性から告白する日となっているのですが、ほとんどの国では男性から女性にプレゼントをあげるんだそうですね。その事を以前男友達に「なんで日本は女性が告白せなあかんのよ。不公平やと思えへん?」と言ったところ、こんな切り返しをされた事を思い出します。

「あんたねぇ、それは男社会の厳しさを知らんからそんな呑気な事言ってるんだよ。男社会って少数の魅力がある奴が周りの女性を総取りするのよ。例えば学校でサッカー部でイケメンで勉強もそこそこできる…みたいな奴がクラスの女子からチョコ沢山もらって食べきれない一方で、俺たちみたいな平民はそれを指くわえて見てるしかないの。たまにそいつが悪気がなくても『食べきれないからあげるよ!』なんて恵んでくれたら、『そんなもんいるか!』と心の中で叫びながら『あ…ありがとう!』って言ってありがたく頂く訳。(やっぱりチョコ美味しいしね…(^_^)。)たださぁ、それが現実だとは分かっていても、2月14日になると今年はもしかしたら密かに俺の事を見てくれている子がいて、こっそり下駄箱にチョコと手紙を入れておいてくれてるんじゃないか…って妄想が毎年よぎるのよ。そしてこっそり下駄箱の隅から隅まで探して、そこになければ机の中とか更衣室とか考えられるすべての場所を探して、『あぁ…やっぱりないか…そんな事、勿論分かっていたけどさ…』って思いながら下校するんだよ。多分世の中の男子学生の大半がそんな気持ちだったと思う。だからバレンタインデーって女子は結構、『私も〇〇先輩にあげようかなぁ…』とか言いながらキャッキャ言って楽しんでいたけど、大多数の男子学生はバレンタインデーってチョコをもらう日じゃなくて、期待という名の自分を回収して、翌日からまた現実と向き合う日なんだよ…」との事でした。

その話を聞いて「あぁ…確かにそういう一面もあったのかなぁ…」って思いますね。歴史に名前が残らない大多数の人の思いは記録される事もなく、時と共にただただ埋もれていく…っていうのが現実なのかもしれません。なんかそんな話を聞いて、義理チョコでもあげるのは意味があるのかもしれないと思い、昭和の価値観と言われてもまだ続けている訳です…(^_^;)。あ…そうだ、その彼はこんな事も言ってました。
「モテる奴ってもうモテるのが当たり前なんで、何人から告白されようがプレゼントもらおうが、『だから??』って感じなんだけど、俺たちみたいに平民はさぁ、もう自分の事を好きになってくれる人がいると、それだけで嬉しい訳よ。だから、人生で出会ったそんな貴重な人を本当に大事にしようとする訳。なんで、結婚するんだったら絶対モテ男じゃないほうがいいよ。本当に…絶対…」なんだとか…(^_^)。皆さんはどう思います??
そんな事を、バレンタインデーの義理チョコ選びを口実に自分が沢山食べて幸せな気持ちになりながら思い出していました。甘い物って恋愛と同じで、原始の人間の脳に直接作用する危険物質だと分かっていてもやめられないんですよねぇ…。私もとても歴史に記録されるような事は何もできないし、できる訳もないですが、これからも細々とでもクリニックを続けて、皆様の記憶の中にだけは残り続ける事ができるように努力したいと思います。今後共どうぞ宜しくお願い致します。

