シワ・たるみとは・・・

シワとは、後天的に生じた皮膚の溝です。きめも浅い皮膚の溝とその溝によって区切られる多角形の紋様ですが、きめが年齢によらずほぼ均一であるのに対し、シワは年齢と共に増え、特定の領域に集中するので目立つという違いがあります。
たるみとは、加齢に伴って皮膚のハリが失われるために発生する皮膚の膨らみのことをさします。顔では目や口の周囲・頬の下部に生じ、具体的には頬が下がる・目尻が下がる・目の下が膨らんだ状態などを呈します。

シワ・たるみの原因・・・

シワ・たるみの原因は大きく分けると皮膚そのものの要因によるものと、表情筋の動きなどの外的要因によるものがあります。
皮膚そのものの要因によるシワ・たるみの主な原因は、紫外線やストレスなどで活性酸素が発生し、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸そのものがダメージを受けることと、コラーゲンやヒアルロン酸を産生する線維芽細胞がダメージを受けてそれらの産生量が少なくなることです。
外的要因によるシワ・たるみの原因は主に表情筋の動きと重力です。そのため、顔のシワ・たるみは基本的には目や眉・口の周囲など、よく動く部分を中心として発生します。真皮のコラーゲンやヒアルロン酸が減少して皮膚そのものにハリがなくなったところに表情筋が収縮すると、表情筋が皮膚に停止している部分と皮膚が靭帯によって骨に固定されている部分にシワができ、その間の部分がたるむというです

シワ・たるみの治療法

シワ・たるみの治療法は、主な原因を除くために、表情筋の力を弱くするか、靭帯の位置をずらすか除去する、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸を増やす、のうちどれかまたはそれらを組み合わせる方法となります。靭帯の位置をずらしたり除去するのは手術でないと無理ですから、ここではそれ以外の方法をご紹介します。

1.傷んだ線維芽細胞を修復・活性化してコラーゲンやヒアルロン酸の産生を増やす・・・

PRP・カクテル注射・メソリフト・プラセンタ点滴・線維芽細胞増殖因子・プラセンタ・αリポ酸・CoQ10・VA・VCの投与

2.活性酸素を除去する抗酸化物質を補給する・・・

カクテル注射・プラセンタ点滴・αリポ酸・CoQ10・プラセンタ・VC・VEの投与

3.減少したヒアルロン酸を補填する・・・

ヒアルロン酸注入・ヒアルロン酸入りのカクテル注射 (注入されたヒアルロン酸は6ヶ月~1年で吸収されます)

4.表情筋を動きにくくする・・・

ボトックス (6ヶ月前後で効力が切れます)

シワ・たるみの部位別治療法

1.目尻・目の下のシワの治療・・・

1)表情ジワの場合→ボトックス

目の下の皮膚にハリがある場合の軽いたるみは改善する事が多いのですが、皮膚にハリがない場合はたるみが目立つ事もあるので注意が必要です。目の下のたるみが強い場合はカクテル注射の併用をお勧めします。


2)表情を無くしたときもシワが残っている場合
ボトックスカクテル注射 又はボトックスPRP

 

ボトックスが効いている間にカクテル注射やPRP・メソリフト・プラセンタ点滴などコラーゲンやヒアルロン酸を増やす治療をすると、シワが戻りにくくなります。


3)表情によらないちりめんジワや浅いシワの場合
カクテル注射 又は PRP


CDトレチノイン療法やシワ・クマ用新レチノイン酸療法・プラセンタ点滴・処方化粧品・内服薬などを併用すると効果的です。

*ヒアルロン酸注入・・・
目の下のシワには硬いヒアルロン酸はデコボコしたり後で膨らんだりする事もあり、動脈塞栓や異物反応を起こす可能性もありますので当院ではお勧めしておりません。

2.眉間・額のシワの治療・・・

1)表情ジワの場合→ボトックス

皮膚にハリがある場合の軽いたるみは改善する事が多いのですが、皮膚にハリがない場合はたるみが目立つ事もあるので注意が必要です。
たるみが強い場合はPRP・メソリフト・カクテル注射の併用をお勧めします。


2)表情を無くしたときもシワが残っている場合
ボトックスカクテル注射 又はボトックスPRP

 

ボトックスが効いている間にカクテル注射やPRP・メソリフト・プラセンタ点滴などコラーゲンやヒアルロン酸を増やす治療をすると、シワが戻りにくくなります。

注入前

翌日

1週間後(※)
※眉間にシワをよせようとしている

*ヒアルロン酸注入・・・
眉間のヒアルロン酸注入や脂肪注入は動脈塞栓による皮膚壊死や失明のリスクがあり、最近稀に異物反応による副作用の報告もありますので、当院ではお勧めしておりません。

3.口元(鼻唇溝・口角・唇上)・頬のシワの治療・・・

4.頬のたるみの治療

※写真をクリックすると拡大されます。注入前後を比較してください。

N'様(41歳)

注入前(2008年7月)

カクテル注射2本X2回
メソリフトA1クール後(2011年1月)

T様 56歳

治療前 (2011年7月)

メソリフト1回・カクテル注射3本後10日

R.S.様

治療前(2009年9月)

美肌再生プログラム・カクテル注射・
メソリフト後(2010年3月)

K様(50歳)

注入前(2008年)

カクテル注射3本X1回,2本X1回注入後(2009年)

M様 43歳

治療前 (2011年3月)

メソリフト1回・カクテル注射2本後(2011年5月)

S様(48歳)

注入前(2007年)

PRP 目の下1本・口周り2本 3回注入後2か月
(2009年)

T様(52歳)

治療前(2006年)

メソリフト5回カクテル注射2回後

K様(46歳)

治療前(2008年11月)

PRP・メソリフト・メソセラピー・カクテル注射
後(2011年5月)

シワが深い場合やたるみが強い場合にはヒアルロン酸は綺麗に入りません(針を刺す時に皮膚が波打って注入後に凸凹ができたり、シワの深い部分の皮下は硬くて盛り上がらず、ヒアルロン酸がまわりのたるみの部分に逃げてしまってたるみが強調されることがあります)ので、当院ではオーダーメイドエセリスカクテル注射をお勧めしています。鼻唇溝(ほうれい線)は頬のたるみによって強調されるので、新リフトアップカクテル注射の併用をお勧めします。 

T様 42歳

治療前

メソリフト5クール後(2010年10月)

6)頬の脂肪が多い場合→新輪郭注射カクテル注射

K様(55歳)

フェイスライン注入前 右BNLS・左輪郭注射

1セット注入後3週間

7)二重あご→新輪郭注射

太り気味の方が多いので、ダイエットも必要な場合もあります。

8)首のシワ
カクテル注射

*どの治療にもプラセンタ点滴を併用した方が効果的です。
内服・化粧品はプラセンタ・αリポ酸・COQ10・VA・VC・VE・線維芽細胞増殖因子を配合したものがお勧めです。

◎シワ・たるみ治療のダウンタイム比較

※各治療ともメイクは翌日から。腫れや赤みのある間は紫外線を避けること。