シワ・たるみとは

シワは、後天的に生じた皮膚の溝です。シワは年齢と共に増え、特定の領域に集中しますので目立ちます。
きめも同じ皮膚の溝ですが、きめは年齢によらず、ほぼ均一である点が違います。

たるみは、加齢にともなって皮膚のハリが失われるために発生する皮膚の膨らみのことを指します。
目や口の周囲・頬の下部に生じ、頬が下がる・目尻が下がる・目の下が膨らんだ状態などを生み出します。

 

シワ・たるみの原因

シワ・たるみの原因は大きく分けると、

・皮膚そのものの要因
・表情筋などの外的要因

があります。

 

・皮膚そのものの要因


紫外線やストレスなどで活性酸素が発生し、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸そのものがダメージを受けます。

また、
コラーゲンやヒアルロン酸を産生する線維芽細胞がダメージを受けて、コラーゲンやヒアルロン酸産生量が少なくなります。

・表情筋などの外的要因


表情筋の動きと重力
で、シワ・たるみは発生します。
目の周りや口周りなどよく動き部分は、真皮のコラーゲンやヒアルロン酸が減少して皮膚のハリがなくなると、表情筋が収縮することで表情筋で皮膚に固定された部分と靭帯によって骨に固定された皮膚にシワができ、その間がたるみます。

 

シワ・たるみの治療法

シワ・たるみの治療法には、主な原因を取り除くことが大切で、そのために

・靭帯の位置をずらす、除去する
・真皮のコラーゲンやヒアルロン酸を増やす
・表情筋の力を弱くする

のうちいずれか、またはそれらを組み合わせることとなります。

靭帯の位置をずらす、除去は手術を行うことになります。ここでは、それ以外の方法をご紹介します。

①真皮のコラーゲンやヒアルロン酸を増やす

・繊維芽細胞の修復、活性化

傷んだ線維芽細胞を修復・活性化してコラーゲンやヒアルロン酸の産生を増やす方法:
PRP・カクテル注射・メソリフト・プラセンタ点滴・線維芽細胞増殖因子・プラセンタ・αリポ酸・コエンザイムQ10・ビタミンA・ビタミンCの投与。

・活性酸素の除去、抗酸化物質の補給

活性酸素を除去する方法:具体的には、抗酸化物質を補給します。
カクテル注射・プラセンタ点滴・αリポ酸・コエンザイムQ10・プラセンタ・ビタミンC・ビタミンEの投与。

・ヒアルロン酸の補填

減少したヒアルロン酸を補填する方法:
ヒアルロン酸注入・ヒアルロン酸入りカクテル注射(注入されたヒアルロン酸は通常1~2年で吸収されます)。

 

②表情筋の力を弱くする


6ヶ月前後で効力が切れますが、表情筋を動きにくくするボトックスを注射する方法があります。

 

シワ・たるみの部位別治療法

目尻・目の下のシワ

①表情ジワ

目尻・目の下の表情ジワにはボトックス注射を行います。

目の下の皮膚にハリがある場合の軽いたるみは改善する事が多いのですが、皮膚にハリがない場合はたるみが目立つ事もあるため注意が必要です。目の下のたるみが強い場合はカクテル注射の併用をお勧めします。


②表情をなくしても残るシワ

表情をなくした時もシワが残る場合は、ボトックスとカクテル注射やPRP注入療法・リジュランを併用します。

ボトックスが効いている間にカクテル注射やPRP・リジュラン・プラセンタ点滴などでコラーゲンやヒアルロン酸を増やす治療をすると、シワが戻りにくくなります。


③表情によらないちりめんジワ、浅いシワ

表情によらないちりめんジワや浅いシワの場合は、カクテル注射やPRP注入療法、リジュラン、メソリフトを行います。
CDトレチノイン療法やシワ・クマ用新レチノイン酸療法・プラセンタ点滴・処方化粧品・内服薬などを併用すると効果的です。

*ヒアルロン酸注入
目の下のシワに硬いヒアルロン酸を注入すると、デコボコになったり後で膨らむこともあり、動脈塞栓や異物反応を起こす可能性もありますので、柴田美容皮膚科クリニックではお勧めしておりません。

眉間・額のシワ

①表情ジワ

眉間・額の表情ジワにはボトックス注射を行います。
額・眉間のボトックスは効きすぎると眉が上がったり下がったり瞼が腫れぽったくなることがありますので、初回は注入量は少なめにします。10日から2週刊後の診察時に効きが悪ければ無料で追加ができます。


②表情をなくしても残るシワ

表情をなくした時もシワが残る場合は、ボトックスとカクテル注射またはPRP注入療法・リジュランを併用します。

ボトックスが効いている間にカクテル注射やPRP注入療法・リジュラン・メソリフト・プラセンタ点滴などコラーゲンやヒアルロン酸を増やす治療をすると、シワが戻りにくくなります。

 

 

注入前

翌日

1週間後(※)
※眉間にシワをよせようとしている

*ヒアルロン酸注入

眉間や額のヒアルロン酸注入は動脈塞栓による皮膚壊死や失明のリスクがあり、最近まれに異物反応による副作用の報告もありますので、柴田美容皮膚科クリニックではお勧めしていません。

口元・頬のシワ


口元(法令線・マリオネットライン・唇の上)・頬のシワには、カクテル注射またPRP注入療法を行います。

頬のたるみ


頬のたるみには、ボトックスリフトにカクテル注射・PRP注入療法・メソリフトの併用をお勧めします。お肌が弱くない方にはCDトレチノイン療法も有効です。

 

※写真をクリックすると拡大されます。注入前後を比較してください。

N'様(41歳)

注入前(2008年7月)

カクテル注射2本X2回
メソリフトA1クール後(2011年1月)

T様 56歳

治療前 (2011年7月)

メソリフト1回・カクテル注射3本後10日

R.S.様

治療前(2009年9月)

美肌再生プログラム・カクテル注射・
メソリフト後(2010年3月)

K様(50歳)

注入前(2008年)

カクテル注射3本X1回,2本X1回注入後(2009年)

M様 43歳

治療前 (2011年3月)

メソリフト1回・カクテル注射2本後(2011年5月)

S様(48歳)

注入前(2007年)

PRP 目の下1本・口周り2本 3回注入後2か月
(2009年)

T様(52歳)

治療前(2006年)

メソリフト5回カクテル注射2回後

K様(46歳)

治療前(2008年11月)

PRP・メソリフト・メソセラピー・カクテル注射
後(2011年5月)

シワが深くたるみが強い場合、ヒアルロン酸注入は綺麗に入りません(針を刺す時に皮膚が波打って注入後に凸凹ができ、シワの深い部分の皮下は硬くて盛り上がらず、ヒアルロン酸が周りのたるみの部分に逃げてしまい、たるみが強調されることがあります)ので、柴田美容皮膚科クリニックではカクテル注射をお勧めしています。

鼻唇溝(ほうれい線)は頬の脂肪やたるみによって強調されます。その場合、カクテル注射と脂肪溶解注射(輪郭注射・新輪郭注射・新輪郭注射プレミアム)の併用をお勧めします。 

 

頬のこけ


頬のこけには、カクテル注射またはカクテル注射とメソリフトの併用をお勧めします。

T様 42歳

治療前

メソリフト5クール後(2010年10月)

頬の脂肪が多い


頬の脂肪が多い場合は、脂肪溶解注射(輪郭注射・新輪郭注射・新輪郭注射プレミアム)とカクテル注射の併用をお勧めします。

 

K様(55歳)

フェイスライン注入前 右BNLS・左輪郭注射

1セット注入後3週間

二重顎


二重顎には、脂肪溶解注射(輪郭注射・新輪郭注射・新輪郭注射プレミアム)をお勧めします。

太り気味の方が多いので、治療と同時にダイエットが必要な場合もあります。

 

首のシワ


首のシワにはカクテル注射をお勧めします。

 

*どの治療にもプラセンタ点滴を併用されると相乗効果が得られ、効果的です。

内服・化粧品はプラセンタ・αリポ酸・コエンザイムQ10・ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・線維芽細胞増殖因子を配合したものがお勧めです。

 

シワ・たるみ治療のダウンタイム比較


※各治療ともメイクは翌日から可能です。腫れや赤みがある間は紫外線を避けてください。