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第35回 (2006年02月)「メソセラピーその後:ボディ編その1」

こんにちは! 異人館通クリニックの柴田です。

厳しい寒さが続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

こう寒いと外に出るのがおっくうになり、ついつい運動不足になってしまいますよね。年末年始の暴飲暴食を反省し、そろそろダイエットしなくちゃ…と思いつつもなかなか実行できない方も多いのではないでしょうか。そんな方に嬉しいお知らせを…。 メソセラピーモニターの、先月よりさらに進んだ中間報告です。当初の予想に反してかなり効果が出ている方が多いので、今月は写真入のプレゼンテーション形式で経過報告しちゃいます。もちろんモニターの方には写真掲載をご了承いただいており、ありがたい限りです。今回は一番効果が出た腹部と臀部…お腹とお尻の報告です。


まずは「お腹編」の報告から・・・。

最初にダイエットを併用して劇痩せした方をお二人紹介しましょう。


一人目はクリニック通信11月号でも紹介した事務長の知人Hさん(49歳)で、身長166cmに対して最初の体重は72kg。注入前の写真は圧巻ですね。妹のYさんが、あまりの太り方を心配してクリニックに一緒に連れて来た・・・といういきさつです。メソセラピーの注入は下腹部に6回、上腹部に1回行いました。最初の1ヶ月だけ痩身指導のサノレックスコースを併用し、6kg減量しましたがメニュー表を付けるのにくじけ、後はダイエットサプリメントと2週間に1回のプラセンタ点滴(10回)のみ併用。サノレックスコース終了後は食事の量は減らしていないのに徐々に痩せ続け、その後3ヶ月で5kg、トータル4ヶ月で11kg減!ウェストサイズは10cm、下腹部は11cm減り、お尻や足まで痩せてGパンがブカブカになりました。外人並みの背中の線が消えたのには妹のYさんもびっくり。薬剤としては11月号で紹介したAとCを使用した右側の方が効いています。色素脱失(皮膚の色が抜けること)は起こしましたが2ヶ月で軽減。



二人目はモニターに応募されたT様(41歳)です。注入前は163cm 55kg。下腹部に2回注入を行っただけですが、注入前後の写真を見ると盲腸の手術跡のくいこみがなくなったのにはご本人も驚いておられました。最初の1ヶ月間痩身指導のスーパーコース(ダイエットビスケットとダイエット用点滴での痩身指導コース)を併用されて3kg痩せられましたが、「年末には海外旅行に行ってステーキも食べたし、お正月もいっぱい食べたのにさらに痩せた!」とのこと。2ヶ月で4.4kg減、おへそ回りは9.5cm、下腹部は8.5cmサイズダウン!ウェストまで4.5cmも減り、合う人ごとに「すごく痩せたね!」「綺麗になったね!」と絶賛されたと先月号で紹介したのはこの方です。薬剤はAとCを使用しましたがCの量と注射の方法を工夫したため、色素脱失は起こされていないようです。



本格的なダイエットを併用しないと部分痩せしないの? とのご心配は無用です。体重はやはりダイエットを併用しないと落ちにくいですが、部分痩せに関してはそうでもないようです。これから紹介するお二人は、「少しお菓子を減らした」「馬鹿食いしないように気をつけた」という程度。その他の皆様は全く食事を減らされていないばかりか、以前よりたくさん食べている・・・という方もおられるのです。「あまり食べ過ぎないように・・・」とこちらが心配するくらい。


「少しお菓子を減らした」というモニター応募のA様(41歳)。注入前は164cm 54kg。手足は細く、お腹に脂肪が集中されていました。腹部全体に2回注入し、ダイエット用点滴を3回とダイエット用サプリメントを併用。体重は2ヶ月で1kg減ですが、上腹部は5cm、おへそ回りと下腹部は4cm減。側面の写真の痩せ方は劇的ですね。薬剤はAとCを使用した下腹部、特にCを多く使用した右側が効いていますが、色素脱失は起こされていません。



「馬鹿食いしないように気をつけた」というのは11月号で登場した事務長のユニークな友人Yさん(47歳)です。身長は164cmらしいですが体重計がないので体重は測ったことがないとか。下腹部に3回注入し、プラセンタ点滴を3回併用。1ヵ月半で下腹部が9cm減の劇痩せです。普段どれくらい馬鹿食いしているのかは聞いていませんが・・・。色素脱失は3ヶ月で軽減中。



これからは全く食事を減らされていないモニターの方の紹介です。


まず腹部全体に2回注入し、ダイエット用点滴を8回とダイエット用サプリメントを併用されたS様(60歳)です。注入前は158cm 55.4kg。忘年会も何回も行かれたそうですが体重は2ヶ月で2.6kg減り、おへそ回りはなんと9cm減! ウェストは4cm、下腹部も5cm減の痩せ方で会社でも注目を浴び、3年ぶりの新年会では前回より若返ったと言われたとか・・・。薬剤はAとCを使用した下腹部が特に効いていますが、色素脱失は起こされていません。



次はウェスト(側腹部)に2回注入を行ったM様(49歳)です。注入前は152cm 50kg。食事は全く減らされていないのに体重は2ヶ月で1kg減。側腹部に注入したのに下腹部・上腹部ともに痩せ、お腹が平らになった上、長年くびれがなかったウェストにくびれができたと喜んでおられます。サイズはウェストが4.5cm、おへそ周りが7.5cm減。薬剤としてはAとCを使用した右側が特に効き、脂肪がつかめなくなるまで減ってしまいました。Cを比較的多く使用したため色素脱失を軽度起こしましたが、気にならない程度です。



「お腹編」最後の登場は先月号でも紹介させていただいたK様(45歳)です。下腹部に2回注入し、2週間に1回のプラセンタ点滴とコエンザイムQ10を併用されています。この方は147cm 40.5kgと、元々あまり太った方ではないので正面の写真では痩せ方が解りにくいのですが(でも側面では結構解りますよね)、特筆すべきは1回目の注入後、ケーキを毎日食べ、1ヶ月で体重は1kg増えられたのに、おへそ回りが3.5cm、下腹部が3cm、ウェストが4cmも痩せられたということ。その後食事は全然減らされていないのに、トータル2ヶ月で体重は元に戻られ、おへそ回りが5.5cm、下腹部が4cm、ウェストが5cmも痩せられたのです。今も毎日ケーキを食べられているそうで、「ストレスなく痩せられるからいいわあ!」とメソセラピーを絶賛されています。そんなに食べられて大丈夫かなあ、と私は少し心配しているのですが・・・。



次は「お尻編」の報告です。 T様(39歳)、注入前は155cm 46kg。注入前と2回注入後の写真です。食事制限はされていませんが、プラセンタ点滴を4回併用されています。体重は1kg減、足の付け根のサイズは右2.5cm、左3cm減。1回の注入でお尻が小さくなり、注入範囲が減ってしまいました。写真でも明らかにお尻が小さくなっているのが解りますよね。



この他にお腹のモニターの方は4人、その内2回注入が終わった方は3人おられますが、今の所それぞれ2~3cmのサイズダウンです。3人とも途中で食べ過ぎられたのと、点滴やサプリメントを併用されていないのが痩せ方が少ない原因の一つではないかと私は思っています。メソセラピーの中心になる薬剤は脂肪細胞の外に脂肪を出しやすくする薬なので、細胞の外に出た脂肪を代謝しなければ痩せられません。そのため注射後はまめに運動をした方が良いと言われているのですが、元々まめに運動される方は注射で痩せようなんて考えられませんよね。そんな方はやはり、代謝を良くする点滴やサプリメントを併用された方が良いのではないでしょうか。また今までの経過を見ていると、脂肪の多い方や脂肪の多い部位ほど効果が出やすいようです。脂肪を溶解する注射なのであたりまえのことですが・・・。脂肪の少ない男性にはやはり効きにくいようですね。また1日に使用できる薬の量が限られているので、あっちもこっちも・・・と分散されるよりも、1箇所にある程度の薬の量を使用する方が効果が出やすいようです。薬剤としては11月号で紹介したAとCを混ぜた物が、A単独やAとBを混ぜた物より圧倒的によく効くことが解りました。この薬剤は色素脱失が問題でしたが、配合量と注入方法を工夫することで色素脱失を起こりにくくすることができ、光が見えてきたところです。K様ではないですが、「楽に部分痩せ」できる日も近づいてまいりました。


来月号ではお腹とお尻以外の部位の報告を予定しておりますので、皆様楽しみにお待ちくださいね!


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