「柴田式PRP注入療法 モニター試験結果」

  

今回は柴田式PRP注入療法のモニター試験結果をデータでお知らせします。
(下記の表をご参照ください。クリックすると大きくなります。)

 

昨年11月からモニター試験を始め、2月末に中間報告を行いましたが、その時点では顔・首のシワ・たるみに対する効果はPRPの血小板濃度と概ね相関し、血小板濃度が100(×104/μL)以上から効果がみられ、150以上で著明な効果がみられましたが、額・目尻などの表情ジワには効果が少ないという結果でした。また、既製品のPRPキットで作成した、血小板濃度が40未満のPRPを注入した場合は極端に効果が少なく、柴田式PRPを注入した場合との差が顕著に現れました。

 

その後、PRPの血小板濃度が100前後にしか上がらず、効果が出たものの顕著ではなかった3名の方(I①・I②・S②様)に再注入を行ったところ、2名の方では2回目のPRPの血小板濃度もあまり高くありませんでしたが、3名とも著明な効果が現れました。このことから、元々血小板数が少なく、PRPの血小板濃度が上がりにくい方でも、2回注入するとかなりの効果が望めることが判りました。
中でもお顔の左右両方に柴田式PRPを注入したS②様はキメが細かくなってリフトアップし、同窓会では「4年前より若返った!」と皆に言われたそうです。お顔の半分に柴田式、もう半分に既製品のPRPを注入したI②様は、シワやクマの深い方に柴田式を注入したにもかかわらずそちらの方がよくなってしまい、「差が目立つので反対側にも柴田式を注入して欲しい」と言われています。

 

またその後、さらに血小板濃度を上げる方法を開発し、2名の男性モニター(H②さん・Y さん)にも加わっていただいたところ、約1ヵ月後からかなりの効果が出、今まで効きにくいと考えていた表情ジワにも著明な効果が得られました。そこでクマとシワの深かったH①さんの目の周りと口元・Kさんの額に再注入を行ったところ、H①さんは10日で顕著に効果が現れ、クマは消失して笑いジワも明らかに軽減しました。Kさんも10日後から効果が出始め、その後診察があいてしまいましたが3ヵ月後には額のシワは寄せても非常に浅くなっていました。

 

これらの結果より、柴田式PRP注入療法はクマ・たるみだけでなく今まで効きにくいと考えていた表情ジワにもかなりの効果が望めることが判りました。ボトックスのように完全にシワが寄らなくはなりません(数回注入すればそれも可能かもしれません)が、ボトックス のような副作用はなく、自然な改善が望めるので、ボトックス に代わる治療になりそうです。
 また、今まで元々血小板数の少ない方は効果が出にくいと考えていましたが、2回以上注入することによって血小板数の多い方と同様の効果が得られることも判りました。これは血小板数の少ない方には朗報です。

 

現在のところ最長の経過観察期間は9ヶ月ですが、皆様効果が衰えることなく経過しており、今後も効果の維持は続くと思われます。今後、長期の経過も報告したいと思います。