第19回 (2004年10月) 「光と影の魔術師」

  

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こんにちは!異人館通クリニックの柴田です。
急に涼しくなって、秋らしくなりましたね。
皆様も秋のお洒落に余念がないことと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

異人館通クリニック秋のイベントとして、先日メイク勉強会を行いましたが、それがとっても楽しかったので、今回はそのご報告を…。

普段はあまりメイクをしない私ですが、「綺麗を追求する」クリニックの事業の一環として、メイクも勉強しなければ…と思い立ち、それならプロを招いてメイクアップ教室を開いちゃおう!ということになりました。

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講師は、メイク界のカリスマとしてTV、舞台で活躍中の山咲サトル先生にお願いしました。全国で延べ50数校を越える美容学校、メイクアップスクールの講師として後身育成にも精力を注ぐ傍ら、横浜で自らメイクアップカレッジも経営し、マスコミ界でも注目を集める売れっ子メイクアップアーティストです。

この先生は事務長(実は当クリニックには密かに事務長がいるのです。彼はインターネットのコンサルティング会社経営を本業としているので、普段はクリニックにはほとんど姿を見せませんが…)が見つけてきたので私は面識がありませんでしたが、先生のホームページはサイン入りの写真が載っていて、なかなかカッコイイ!メイク勉強会の日が来るのを一番楽しみにしていたのは、ご参加の皆様より、私かもしれません。

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さて、勉強会当日。講師の先生は横浜から来られるので、事前に電話やメールでは詳細な打ち合わせ打をしていましたが、会場では1時間ほど 打ち合わせをして、ほとんどぶっつけ本番です。
来られた先生は、ホーム ページの写真よりカッコイイ!いかにもおしゃれなメイクアップアー ティストと言う感じの、さわやか系好青年。持参されたメイク道具の種類の多さと、ハケの大きさにびっくり!本番では、まずベース、眉、アイメイク、リップ…と、各部位のメイク をご参加の皆様にモデルになっていただいて先生が実際に講習し、その あとそれをお手本にして、皆様にご自分でメイクをしていただくという ことになりました。

いよいよ勉強会の始まりです。ご参加の皆様が集まられ、まずはメイク後と比較するため、メイク前の写真撮影。院長の挨拶と事務長から講師の先生の紹介の後、さっそうと先生の登場です。皆様から感嘆のため息が…。先生の挨拶の後、さっそくメイク講習の開始。

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まずはベースメイクを、S様にモデルになっていただいて講習です。
コンシーラーで気になる部分をカバーし、ファンデーションを塗る…と言えば普通なのですが、少し違うのは、ファンデーションは顔全体には塗らないということ。頬は目尻と口角を結んだ線より内側だけに、額も眉の中央より内側だけに、鼻も小鼻には塗らずに鼻筋だけに塗る方が、お顔が立体的に見えるのです。小鼻のくすみが気になる時はファンデーションは塗らずにコンシーラーで隠します。

そしてファンデーションの色は首の肌色に合わせること。フェイスラインに少しファンデーションをのせてみて、首と同じかワンランク暗い色を選ばないと、お顔が膨張して見えるのです。クリームタイプのファンデーションを指で叩くようになじませ、後でフェイスパウダーを大きなハケではたいて、掌で押えます。このハケさばきがなんともカッコイイ!(メイク教室が終わった後、事務長などは盛んに真似してました。)

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ベースメイクで勉強になったのは、綺麗な顔立ちを作るポイントは、光と影をいかにうまく使うかだということです。
光をのせ、影で立体感を作る・・・ まさに先生は「光と影の魔術師」ですね。そして光をうまくのせるのに必要なものは、素肌の美しさだということです。透き通るような白い肌は光が綺麗にのるので、メイクも綺麗に仕上がるのです。

ベースの次は眉のメイクを、M様にモデルになっていただきました。
眉のメイクのポイントは長さです。眉頭は目頭より2~3mm内側。眉尻は長く描くと寂しそうになるので、小鼻と目尻を結んだ延長線上からはみ出さないように。一番濃く描くのは目頭と黒目の内側の中間の延長線上で、そこから眉尻に向けてぼかし、眉頭に向けては一番薄く描く。さすがにプロのテクニックは綿密です。眉を変えただけでM様の表情はとても明るくなりました!眉だけでこんなに変わるものなんだ・・・と、感心したほどです。

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さてお次はアイメイクです。まずはF様がモデルに。
まずアイホール全体に薄いパープルのアイシャドウをのせてから、ゴールドをのせます。そして濃いブラウンを外側1/3にのせ、上に向かってぼかすと、目尻がきゅっと上がって見えるのです!こういう方法で目尻を上げて見せるアイメイクを「キャッツ・アイ」と言うそうです。アイラインも外側1/3だけに入れると、さらにパッチリした印象に。
F様が目を開けられた瞬間、皆様から「わあ!」と感嘆の声が・・・。F様はもう女優さんのようです。

次はA様をモデルに、切れ長の目をパッチリさせる「アーモンド・アイ」というテクニック。そしてI様には、華やかなファッションメイクを。アイメイクだけでも、さまざまなテクニックがあるのです。
そしてどなたもが、目を開けた瞬間みんなが歓声を上げるほど素敵になられたのです!男性スタッフたちも、ドキッとしたとか・・・。

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アイメイクの後はリップ、チーク・・・と次々モデルになっていただきましたが、皆様驚くほど綺麗になられます。それは、先生がそれぞれの方に似合った魅力を引き出すメイクをされるからだと思います。服装でも髪型でもメイクでもそうですが、自分の好みと自分に似合うものは違います。どうしても自分の好みで選んでしまいがちですが、みんなに綺麗と言われる人は、自分に何が似合うか、どうすれば他の人から綺麗に見えるかをよく知っている人なのです。

それは美容医療でも共通したことが言えます。例えばヒアルロン酸注入やボトックス療法でシワを消す時も、気になられているところを改善するのも満足度の上では大切なことですが、どこを改善すれば一番綺麗に見えるかを研究して施術するのがプロの技だと思うのです。私もどこをどうすれば皆様が綺麗になられるかを常に考えて、「光と影の魔術師」をめざしています。

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講習のあとは、先生のメイクをお手本に、ご自分でメイクをしていただきました。その後先生に手直ししていただいて写真撮影。
皆様のなんと綺麗になられたこと!写真の出来上がりが楽しみですね。写真待ちの時間は先生への質問大会となりましたが、先生も皆様も、メイクの仕上がりを綺麗にするポイントはやはり綺麗な素肌作りだと言われていました。「クリニックに来て綺麗なお肌でいられるから、メイクも映えるのよね」と嬉しいお言葉をいただき、これからも皆様の「綺麗」を応援するために切磋琢磨しようと、改めて誓った一日でありました。

後日談ですが、メイク教室の後しばらく、クリニックのスタッフはその話題でもちきり。特に事務長は、皆様があまりに綺麗になられるのを見てドキドキしたそうです。そして先生が皆様にモテモテなのが羨ましかったらしく、「僕もメイクを勉強しよう!」とメイク道具一式を買ったみたいです・・・(^_^;)

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でも後の先生との談話で、
事務長 「こんなお仕事をされてたら、もててしょうがないでしょう?」
山咲先生 「いえ、モデルさんから誘われたことは一度もありません。」
事務長 「またまた! やだなぁ。そんな嘘はどこでも言っているんしょ。」
山咲先生 「いえいえ。これは本当です。現に私は独身ですし、いい人がいたら
     是非ご紹介ください!」
(・・・真面目な顔・・・こ、これは本当みたい・・・)
事務長 「そ・・・そうなんですか。」
メイク道具を買った彼はがっくりきてました。 やっぱり、美しさを追求する人は純粋な心でなくてはいけないのですね(^o^)

それはさておき、「綺麗になる」ってやっぱり素晴らしい事だと思います。
いくつになっても男性をドキドキさせたいし、自分もときめいていたいっていうのが女性の心理ではないでしょうか。私もそうありたいし、皆様もそういられるようにお手伝いできたらなあ、と思う秋の日でした。 また楽しいイベントを開催しますので、是非皆様もご参加くださいね。